オフグレードについてご説明します
ポリエチレンやポリプロピレンなど、合成樹脂にはバージン品、オフグレード、再生品と言われるものがあります。
オフグレードとは、いわゆる規格外品のことです。
あるプラントで”A”というグレードから”B”というグレードを作る場合、プラントを止めるような効率の悪いことはしていません。
”A”→”B”を作る場合に発生する中間品(移行品)、メーカーの規格より外れた原料をオフグレードとして安価に販売します。
一方でデメリットもあります。
オフグレードはグレードとして確立していないため、安全データシートや各種化学物質含有調査などのリクエストにお応えすることができません。
食品用途や医療用途への使用はできませんので、雑貨用途への採用が多くなっています。
昨今、オフグレードが不足している、入手が困難になっている、価格が上がっているという話をよく耳にします。
スポットでのご紹介となりますが、ぜひ当社へご相談下さい。